会社を維持していくためには、会社として利益が出ている必要があります。
会社の利益はどの様に計算するのでしょうか?
商品を購入して販売する場合について考えてみましょう。
お店の利益は、売った物の金額からその売った物を仕入れたときの金額を引いて、さらに売るためにかかった金額を引いたものになりますから、
( 売上 - 仕入 ) - 経費 = 利益
となります。
実際に日々の活動(取引)からどの様に利益を計算したらよいのでしょうか?
会社としての活動(お金の流れ)をすべてつかんでいなくては利益を計算することは出来ません。そのためにはすべての取引を残しておく必要があります。
毎日の取引を残す。→記帳(帳簿に取引を記載すること。)
帳簿に記帳すると言っても、会計ソフトを利用することがほとんどだと思いますので、それを前提に説明します。
会計ソフトで記帳(入力)する方式としては、色々な方式(出納帳入力、伝票入力、仕訳入力等)がありますが、一般的な入力方法である「出納帳入力」でのやり方を説明します。
「出納帳入力」とは銀行の通帳の様に、日付と金額の増減を記入するものです。
基本的な種類は
現金出納帳 ← 現金の出入を記入するもの
預金出納帳 ← 預金の出入を記入するもの
売掛帳 ← 売上を管理するもの
買掛帳 ← 仕入を管理するもの
です。
これらに、日々の取引を記載することとなります。
(当事務所では、記帳についての教育・指導等のサポートや業務代行を請け負っております。)
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